【レポート】DNAラボ August 2026

月に一度の「DNAラボ」。
8月は、「未来に残したいもの~ハプロで考える”受け継ぐ”のかたち〜」を研究しました!

今回の研究テーマ

8月の研究テーマは、「未来に残したいもの~ハプロで考える”受け継ぐ”のかたち〜」。あなたにとって、〝未来に受け継ぐ〟とは?ハプロごとの〝受け継ぎたいもの〟、そして〝受け継ぐ〟という概念そのものを研究します。

ハプログループごとにチームに分かれて話した後、どんな意見が出たのかを全体で共有してもらいます。今回も、とっても面白いご意見が集まりました!

ワークシート「Discover new you」

今回使ったワークシートはこちら

ハプロDの発表


グループの発表


ハプロDにとって〝受け継ぐ〟とは、
・自分たちが経験したこと、受け取ったこと、大切にしたことを、次の世代に引き継いでいくこと
・誰に受け継ぐかというのは、特定の人ではなくて誰でもいい
・日本文化は日本人としてのアイデンティティなので、日本文化を下の世代にも受け継いでほしい
(海外に住んでいたときに浴衣を着ていると写真を撮らせてと言われた。本当の着物は帯が結べなくて着れなかったのが悔しくて、帰国後に着付けを習った。日本の文化は残していきたい)
・歴史の伝承、良き日本的なものを下の世代に残したい
・過去の人の苦労を映像や記録で残したい(東京タワー建設時の苦労の様子など)


DNAトレイツの解説:経験、日本の良き伝統文化


木村恵美(ハプロD)

ハプロDグループで出たご回答は大きく二つでした。

一つ目は、自分の経験したこと。
この経験はポジティブなものに限らず、失敗なども含まれます。自分がした失敗の経験をシェアすることで、後進の人たちが同じ苦労をしなくても良いように、よりスムースに歩めるようにしたいという考え方です。
そしてまた、同じように過去の人の経験や苦労の上に今があるのだから、そのことを忘れないように、過去の事実を映像や写真などの記録を振り返ることで伝えることが大事だと考えます。
過去、現在へと苦労や努力をしながら繋いできたものを、昔の人がしてくれたように、さらに後世の人が歩やすくなるように伝えると同時に、過去の人がそうして今に繋いできてくれたものがあることも忘れないことが大切なのです。

二つ目は、日本の良き伝統や文化。
ハプロDは自分自身で自分の良さに気づくというよりも、他者からの評価で、その価値に気づくという傾向があります。だからこそ、ハプロDの多い日本では、「日本のどんなところが好きですか?」とか、「すごいと思いますか?」と来日した外国人にインタビューしているテレビ番組が多く放送されています。外からの評価で、自分自身や自分の国の価値を再認識し、大切に思うというハプロDの性質が見て取れます。
グループでのお話でも、イギリスで浴衣を評価されたことが、日本文化を残していきたいという気持ちに繋がったというお話がありました。私自身(ハプロD)も、イギリス留学中にイギリス人に黒髪をもてはやされたことが、「黒髪大事にしていこう!」と思うきっかけになったり、外側から日本を見ることで、日本文化の価値を初めて認識できたという経験があります。(それまでは、欧米文化にしか興味がなかった!)

また、ハプロDグループで一致していたのは、「受け継ぐ先は、特定の相手ではない」ということです。
広く〝次世代〟や〝後進の人たちに〟にと考えている方ばかりでした。

ハプロDにとって〝受け継ぐ〟とは、過去から現在、そして未来へ、より良くなるために繋いで、そして過去から繋がっているものの中で、自分だけではなく客観的にも良いと思われる良きものを残していくということではないでしょうか。

ハプロMの発表


グループの発表


ハプロMにとって〝受け継ぐ〟とは、
・自分が受けた恩や愛情、かけてもらった時間やエネルギーを、次の世代や身の回りの人たちへ伝えていくこと
・〝何を残すか〟というよりも、〝人〟にフォーカスされていた


DNAトレイツの解説:恩、愛情


木村恵美(ハプロD)

ハプロMグループの発表は、とても簡潔にまとまっていました。

自分が誰かから受け取った愛情やエネルギーを、自分のところで留めるのではなく、自分を通してまた次の誰かへと伝えていく。〝自分という存在を媒介して、人から人へと繋いでいく〟というところに、ハプロMらしさを感じます。

そして、受け継いでいくものも、文化や技術、形あるものというより、〝恩〟〝愛情〟〝時間〟〝エネルギー〟といった、人から人へと渡されていく熱量のあるもの。
ハプロMが人生において何に重点を置いているのかが、〝受け継ぐ〟というテーマからも見えてきますね。

ハプロRの発表


グループの発表


ハプロRにとって〝受け継ぐ〟とは、
・娘に子育てでしてきたことを、娘が孫へと繋いでいる
・七夕などの行事
・心や感性
・仕事(保育)で培ってきた経験や、子供への想い
・「どうやって次へ繋いでいけばいいんだろう」という気持ちが強い


DNAトレイツの解説:行事、理念


木村恵美(ハプロD)

今回の〝受け継ぐ〟というテーマ。
実は、ハプロRさんのことを思いながら決めたテーマでもあります。

〝継承〟を大切にするハプロR。
ハプロRは欧米に多いタイプです。その欧米人が使ってきた言語である英語を見ていると、ハプロRの思考性を感じることがあります。

言語からハプロの特性を感じたり、逆にハプロの特性を知ることで、言葉の成り立ちに納得したり。
今回の〝受け継ぐ〟というテーマでも、ある英単語からハプロ理解が深まりました。
それが、〝succeed〟という言葉です。
〝succeed〟には、
・成功する
・継承する、後を継ぐ
という意味があります。
〝成功する〟と〝継承する〟が、同じ一つの言葉で表現されている。
この言葉の重なりに、ハプロRの〝受け継ぐ〟に対する価値観と通じるものを感じます。

今回のハプロRグループの発表でも、親から子へ、そして子から孫へ。
行事や心、感性、仕事で培った経験や想いなど、自分が大切にしてきたものを脈々と受け継いでいきたいという、ハプロRらしさが表れていました。

そして、印象的だったのが、「どうやって繋いでいけばいいんだろう」という言葉です。
〝受け継ぎたいものがある〟だけではなく、〝どうすればそれを次へ繋いでいけるのか〟まで考えるところにも、ハプロRらしさを感じます。

ハプロRは〝型〟を大切にするタイプです。
誰か一人の感覚や能力だけに頼るのではなく、誰もが受け継ぎやすいように〝型〟をつくることが得意とも言えます。〝受け継ぐ〟ということを前提に物事を考えるからこそ、誰かが次に担うことになっても、ある一定のクオリティで伝えたり、教えたり、続けたりできる形をつくっていきます。

また、ハプロRは、物事を行う中で〝自分のスタイル〟を確立していくタイプでもあります。
以前、私が役員を務めるスマイルピクチャーズのハプロRの社員さんも、「人からもらったアドバイスとか試してみるけど、結局、自分のやり方が一番というところに落ち着く」と言っていました。

さまざまな方法を試しながら、〝自分にとっては、このやり方が一番〟という型をつくっていく。そして、自分が培ってきた経験や方法を、自分の代だけで終わらせず、次の人へ教え、繋いでいく。
〝自分自身の型を確立し、それを次へと受け渡していく〟
そこに、ハプロRにとっての〝受け継ぐ〟のかたちがあるように感じます。

以前、アントニ・ガウディのサグラダ・ファミリアに関する記事でも、ハプロRと〝継承〟について書かせていただいています。そちらもぜひ併せてお読みください。

▼note「サグラダ・ファミリアにみる、やり遂げる力」
https://note.com/dnamatrix/n/n3a19711df690

ハプロNの発表


グループの発表


ハプロNにとって〝受け継ぐ〟とは、
・自分の生き様
・自分の身につけた良い技術
・学んだ思想や哲学
・自然
・形はないけれど大切なものを受け継ぐ
・受け継ぐ相手は、家族、親しい人、全ての人


DNAトレイツの解説:生き様、技術


木村恵美(ハプロD)

ハプロNグループからは、受け継ぎたいものは、漠然とした〝文化〟や〝伝統〟というものではなく、自分が習得したものや経験したもの、そして自分自身の生き様というご意見が出ました。

同じ縄文タイプのハプロMグループからも、自分自身が受けた愛情や恩など、〝自分〟という存在を通過したものを次へ受け継いでいきたいというご意見が出ました。

〝何かをそのまま残す〟というよりも、一度自分自身が受け取り、経験し、自分のものとなったものを次へ渡していく。ここには、同じ縄文タイプであるハプロMとハプロNに共通する〝受け継ぐ〟のかたちが見えます。

その中でもハプロNは、危機管理意識が強く、〝人生を生きること〟と〝リスクヘッジ〟が結びつきやすいタイプです。だからこそ、自分自身が人生を生き抜く中で身につけた技術やノウハウ、経験から得た知恵は、家族や親しい人たちに受け継いでいきたい大切なものになるのだと思います。

思えば古来、人間はそのようにして生きてきましたよね。
「こうすれば危険を避けられる」
「こうすれば生き延びられる」
「こういう時には、こうするといい」
自分が経験の中で得た〝生きるための知恵〟を身近な人へ伝え、それがまた次の世代へと渡っていく。
ハプロNグループから出た〝受け継ぐ〟へのご意見には、そんな生きるためのライフハックを次世代へと継承しながら歩んできた、人類の営みそのものを感じます。

質問コーナー

研究員の方から届いたご質問に、みんなで答えていくコーナー。今回も、とても興味深いご質問が届きました。

ハプロNさんかハプロNのご質問:
今まで周囲と何か違うと感じてきましたが、DNAの影響はありますか?なぜ、自己肯定感がひくいのか。なぜ、マウンティング癖があるのか。なぜ、コントロール欲求がつよいのか。というところを知りたいです。また、どうすればそれらを改善できるのでしょうか
。

DNAラボでの木村恵美の解説を、動画でお届け!
▼【DNAラボ切抜き】DNAタイプ「ハプロN」は自己肯定感が低い、マウンティン癖がある、コントロール欲求が強いのはなぜ?