【レポート】DNAラボ July 2026

月に一度の「DNAラボ」。
7月は、私は〇〇に弱いを研究しました!

今回の研究テーマ

7月の研究テーマは、「私は〇〇に弱い」

ハプログループごとにチームに分かれて話した後、どんな意見が出たのかを全体で共有してもらいます。今回も、とっても面白いご意見が集まりました!

ワークシート「Discover new you」

今回使ったワークシートはこちら

ハプロDの発表


グループの発表


私たちが弱いのは、
・「相手の痛みや困っている」に弱い
(なぜかを考えると、相手のことがわかって痛みや困り感が自分ごととして伝わってくるんじゃないか。相手の痛みを解消しようとしたり、困り感を自分が助けたりするところがある。ハプロDらしさは相手のことがわかるところだと思う。)

・「身内」に弱い
(例えば、奥さんや娘の話が出た。身内へ対応していくうちに、自分が疲弊してきて自分の機嫌が悪くなる。自分の方が調子が崩れてくる。)

・「圧倒されるような言い方」に弱い
(圧のある言い方をされると、どうしたらいいかわからなくなる)

・「イレギュラーなこと」に弱い


DNAトレイツの解説


木村恵美(ハプロD)

ハプロDは、相手の感情を拾いやすいところがあります。拾いたくないと思っていても、自然とキャッチしてしまうような感覚です。そして、一度その感情に気づいてしまうと、割り切って無視することが難しく、相手の感情に引っ張られやすいところがあります。
そのため、相手の痛みや困っている状況に気づくと、それを「自分には関係ない」と切り捨てることがなかなかできません。たとえ切り離そうとしても、それにもストレスを感じます。

特に、家族など身近な存在は、距離が近い分、その事情や状態を把握しやすいため、相手の状況に振り回されやすくなります。
自分から進んで向き合っているうちはよいのですが、振り回される状態が長く続くと、本人は次第に疲弊していきます。
そして、ある限界値に達したときにキャパオーバーを起こし、不機嫌になったり、自分自身の調子を崩したりすることがあります。

ハプロD本人としては、
「ここまでなら」
「これだけなら」
と思って、力を注いでいます。
しかし、周囲からは、本人が喜んで積極的に向き合っているように見えるため、
「きっと好きでやっているのだから、もう少しお願いしても大丈夫」と思われてしまうことがあります。
そのため、本人が考えている限界と、周囲が認識している余力との間に、齟齬(そご)が生まれやすいのです。

ハプロDにとっては、このような自分の性質を認識し、自分の調子が落ちてしまう手前で、〝やりすぎないための線引き〟を意識することも大切ですね。

ハプロMの発表


グループの発表


私たちが弱いのは、
・「人から頼まれる」と弱い
(人肌脱いじゃう。「任せた」「あなたしかいない」と言われるとやってしまう。頼む人との距離感によるところもあり、遠い人なら「ああそうですか」というくらいで流せる。)

・「人混みがある場での立ち回り方」に弱い
(飲み会で他愛のない話で盛り上がっている中でポツネンとしてしまったり、黙って自分から話には乗っていかない。自分から話さないので、話を聞くタイプの人と思われているかもしれないが、実際は相手に線を引かれているような気持ちになる。)


DNAトレイツの解説


木村恵美(ハプロD)

ハプロMにとって、相手との関係性や距離感はとても大切です。同じ発言であっても、〝誰が言っているか〟によって、それをポジティブに感じるか、ネガティブに感じるかが変わるところがあります。
特に、情のいく親しい相手から頼りにされたり、頼まれごとをされたりすると、「やってあげたい!」と、モチベーションが上がります。
一方で、関係性が遠く、情のいかない相手から頼りにされたり、何かを頼まれたりしても、まったく心が動かないことがあります。
一言でいうと、ハプロMが頼まれごとに向き合うときのモチベーションは、〝誰に頼まれたか〟によって大きく変わるのです。

また、ハプロMは、もともと複数人での会話をあまり好まないタイプです。
許容できるのは4人まで。でも、本音では2人きりがいい。そんな感覚を持っている人も少なくありません。

そのため、複数人で会話をしているうえに、自分が関心を持てないテーマの話が続くと、その場で話を聞いていること自体にストレスを感じやすくなります。

本当は、
「もっと自分が関心を持てるテーマについて話したい」
「自分にも関心を持って、話を振ってほしい」
と思っています。
しかし、その気持ちを言葉にせず、黙ってその場にいることもあります。
一見すると、聞き手に回って会話に参加しているように見えるため、周囲からは、
「楽しんで話を聞いている」
「聞いているだけでも居心地がよいのだろう」
と思われてしまいます。
そのため、本人が感じているストレスと、周囲から見えている様子との間に、齟齬(そご)が生まれやすいのです。

ハプロMにとっては、〝誰と、どのような関わり方をするか〟が、自分の気持ちやモチベーションを大きく左右します。
周囲に合わせて黙ってその場に居続けるだけではなく、自分が心地よく関われる距離感や会話のあり方を意識することも大切かもしれませんね。

ハプロRの発表


グループの発表


私たちが弱いのは、
・「急なアクシデント(頼まれごと、予定の変更)」に弱い
(自分の予定が狂うのがストレス。人の予定が自分の予定に入ってくることに葛藤。急な頼まれごとがあると、「ムリ!」と思うが、やってみてできると「できたじゃん!」と思えたり、感謝されて嬉しくなる。)

・「気がかり」に弱い
(気がかりがあると身体的なパフォーマンスに影響が出て仕事に差し障りが出ることがある。仕事上でもそういう経験がある。気がかりが解消されないとそれで頭がいっぱいになって他のことが手につかない。)


DNAトレイツの解説


木村恵美(ハプロD)

ハプロRにとって、自分のペースを保つことはとても大切です。自分なりの予定や生活のリズムに沿って物事を進めることが、心身の安定につながります。
そのため、急な頼まれごとや予期せぬトラブルによって、自分の予定や生活のリズムが崩れると、ストレスを感じやすいところがあります。自分のペースや予定に横槍が入るような状況を受け入れることには、気持ちのうえでハードルを感じます。
しかし、頑張って対応し、無事にやり遂げられたときには、ある種の達成感を感じます。
さらに相手から感謝されることで、
「自分にもできた」
「役に立つことができた」
という自信につながることもあります。

一方で、予期せぬトラブルなどの〝気がかり〟が生まれると、そのことが解決するまでは、他のことが手につかなくなりやすいところがあります。
何か失敗をしたときも同じです。その失敗を指摘されたり、叱責されたりすると、そのことで頭がいっぱいになり、目の前のことに意識を向けられなくなることがあります。その状態のまま何かを続けようとすると、集中できずにさらなる失敗を引き起こし、どんどん失敗のループにはまってしまうこともあります。

周囲から見ると、
「失敗した原因を指摘したほうがよい」
「すぐに改善策を伝えたほうがよい」
と思うかもしれません。
しかし、ハプロRが失敗によって大きくペースを崩しているときには、ストレートに問題を指摘したり、すぐに改善策を伝えたりすることが、必ずしもパフォーマンスの回復につながるとは限りません。まずは本人が落ち着き、自分のペースを取り戻せるようにすることが必要な場合もあります。

ハプロRに本来のパフォーマンスを取り戻してもらうためには、本人の様子を見ながら、声をかけるタイミングやアプローチを考えることも大切なのです。

ハプロNの発表


グループの発表


私たちが弱いのは、
・「困っている人」に弱い
(ハプロDのように感情とか共感じゃなくて、そういう人を放って置けないという感じ。ヒーロー・マインドが働く。)

・「経験したことがないこと」に弱い

・「急な変更」に弱い
(頭の中でリスクを考えてシミュレーションをするので、それが追いつかない状況が苦手だったり、困ったりする。頭の中でシミュレーションしていて自己完結しているので、ぼーっとしていると見られがち。)

・「自由」に弱い
(完全に〝自由〟と言われると、何がリスクかわからなくて苦手。例えば期限があると、どこまでに何をやるかなが決まるが、〝自由〟と言われたらどうしたらいいかわからない。制約があると、「それはやっちゃいけないんだな」とか、リスクをフォーカスできる。)


DNAトレイツの解説


木村恵美(ハプロD)

ハプロNは、人助けをしたいという〝ヒーロー・マインド〟を持つタイプです。困っている人、なかでも自分に助けを求めてくる人には、無条件に反応してしまうこともあります。
目の前に困っている人がいると、見過ごすことができず、
「助けたい」
「自分にできることはないか」
と考えます。
特に、困りごとの内容が大きければ大きいほど、このヒーロー・マインドが発動しやすいところがあります。

一方で、ハプロNは、物事を進める前に十分なシミュレーションを行い、起こり得るリスクを考えておきたいタイプです。
そのため、経験したことのないことや、急に舞い込んできた案件、突然の予定変更などに対しては、事前にシミュレーションをしたり、リスクを考えたりするための準備時間が取れないため、苦手意識を持ちやすいところがあります。

また、ハプロNは、自分の中で考えていることや、シミュレーションしている過程を、途中段階では周囲にあまりシェアしません。
そのため、周囲からは、
「何を考えているのかわからない」
「何も進んでいないように見える」
と思われてしまうことがあります。

しかし実際には、本人の中では、さまざまな可能性を想定しながら、慎重に道筋を組み立てていることがあります。ヨーロッパタイプであるハプロNは、ゴールから逆算して、そこに辿り着くまでの筋道を考えたいタイプでもあります。
そのため、
「期限も目標も自由です」
「好きなように進めてください」
と言われると、かえって何を軸にシミュレーションし、どのようなリスクに備えればよいのかわからなくなることがあります。ある程度の期限やゴールが設定されていることで、そこに辿り着くための道筋が見えやすくなり、その途中で想定されるリスクも洗い出しやすくなります。

ただし、ハプロNは、あまりに細かくルールを決められることは好みません。そのため、ハプロNに何かをお願いするときには、
〝ゴールや大まかな方向性は示す〟
〝そこに至る方法には自由度を残す〟
という伝え方が適しています。

ある程度の筋道とゴールがありながら、自分で考えられる余白も残されていることで、ハプロNは展望を見いだしやすくなるのです。