紙の地図しかなかった時代。

地図を広げて、
「今いる場所はどこ？」
「目的地はどのあたり？」
「どのルートで行けばいいかな」
と探すのは、楽しさもありますが、時に大変でしたよね。

科学技術の発展によって誕生した、
Googleマップなどのデジタルな地図。

現在地、目的地への最適ルート、
所要時間や、交通渋滞まで、
検索するだけで一瞬で教えてくれます。

地図と同じように、
科学により変化したのが、
コミュニケーションツール。

今、最先端科学によって
私たちに与えられているのが、DNAです。

自身のDNAタイプを調べるだけで、
自分の位置が確認でき、目指すべき目的地と、
そこへの最適なルートを知ることができます。

DNAは、科学が与えてくれた
最高のナビゲーション・マップです。

初めまして。
DNAマトリクスリサーチ 代表理事の木村恵美です。

私がDNAに興味を持ったのは、学生時代のイギリス留学がきっかけ。
イギリス人に憧れ、薔薇色の留学生活を想像していましたが、次第に言葉でも乗り越えられないコミュニケーション・ギャップを感じるようになりました。

敗北感としこりを抱えたまま、日本に帰国。しばらくして、自分のルーツを知りたいと思い、ナショナル・ジオグラフィック社の「ジェノグラフィック・プロジェクト」に参加し、自身のDNAタイプを調べました。

DNAとそれぞれの特性に関連性があると感じたことから研究を開始。2008年以来、15年以上もの間研究を続けてきました。1,000人以上に協力してもらいながら「DNAマトリクス®」という体系を創り、DNAタイプに付随された性質・特性を「DNAトレイツ」としてまとめ上げてきました。

研究を重ねる中で、「DNAマトリクス®」が人間関係や人生設計に悩む人の解決法になると実感し、活動を深め広げるために、2019年に設立したのが「一般社団法人DNAマトリクスリサーチ（DMR）」です。

※１ ジェノグラフィック・プロジェクト
2005年〜2020年まで行われた、Y染色体DNA（父系）やミトコンドリアDNA（母系）の情報をもとに、人類の共通祖先の発祥地であるアフリカから全世界への拡散ルートを特定しマップ化していくプロジェクト。人種・民族の起源と相互関係を明らかにしていくことを目的とした進化人類学的研究。

※２ DNAタイプ
専門用語では枝葉のように分かれたDNAタイプのことをハプログループと言いますが、分かりづらさを避けるためにここではDNAタイプとしています。